Huluを外出先で利用する際に気になるのが通信量。画質を選択することは出来るものの、やはり動画なので積み重ねればデータ通信量はかなりのサイズになります。
そこで、動画自体をダウンロードしてオフラインでも再生できる機能を各サービスは導入していますが、Huluの場合はどうなのでしょうか?
Huluはダウンロード機能・オフライン再生に対応してる?
結論から言うと、Huluにはダウンロード機能ならびにオフライン再生は用意されていません。(2018年5月現在)
つまり、外出先ではデータ通信量を消費しながら動画を視聴するしかありません。iOS(iPhoneやiPad)をはじめAndroid端末でもデータ通信オフの状態で動画を観ることは不可能です。
ただ、中には一ヶ月に使える容量が少ないプランを契約している方もいらっしゃると思います。
筆者もその内の一人です(1ヶ月1GB)が、いくつか通信制限の対策を行っているのでご紹介しますね。
POINT
- WiMAXなどを利用する
- スマホのプランを変更する
- オフライン再生に対応した動画配信サービスに変更する
方法としては上記の3種類になります。
ポケットWiFi・WiMAXなどを利用する
ポケットWiFiなどを利用することで、データ通信量を気にせずに好きなだけ動画を楽しむことが可能です。
中には「〇日間内に△GB使用すると◇日間通信制限がかかります」といったサービスもありますが、通信制限される日数も1~3日程度ですし、基本的に追加料金等も無いので、外出先でガンガン動画を楽しみたい方はポケットWiFiを検討してみると良いでしょう。
ちなみに筆者の場合は、UQコミュニケーションのUQWiMAXを使用しています。
スマホのプランを変更する
数年前までは大半のキャリアは7GBあたりが上限でしたが、最近では20GBなどの大容量プランにも対応するようになりました。高負荷のスマホゲームや動画配信サービスが普及してきたことが要因でしょうね。
上記ではポケットWiFiをご紹介しましたが、契約しているスマホのプランを変更するのもアリです。契約内容によって月額料金は変動するものの、場合によってはWiFiよりも安上がりになる可能性も十分あります。
オフライン再生に対応した動画配信サービを選択する
「ダウンロード機能・オフライン再生に対応していないならサービス自体を変更すれば良い」といった割とパワータイプの対策です。
Huluを既に利用しており愛着を感じている方にとっては、ちょっぴり寂しい選択肢ではありますが、Huluと同じように無料トライアル期間も用意されているので、ぜひこの機会に体験してみることをオススメします。
もちろん、これからHuluの利用を考えていた方もチェックしてみてくださいね。
オフライン再生できるオススメの動画配信サービス(VOD)
こちらの項目では、オフライン再生に対応しているVODの中で、特に使いやすかったサービスをピックアップしました。
無料期間 | 月額料金 | |
---|---|---|
U-NEXT ⇒公式サイト |
1ヶ月 | 2,149円 |
dTV ⇒公式サイト |
1ヶ月 | 540円 |
Amazon プライムビデオ |
1ヶ月 (学生は6ヶ月) |
400円 (学生は200円) |
どれもアプリの操作性が高く、ダウンロードも快適に行えるサービスですが、特にAmazonプライムビデオとdTVは月額料金がめちゃくちゃ安いです。
月々の支払いをなるべく抑えながら動画を楽しみたい方にオススメのVODです。ただし、料金内で観られる動画本数が少なめなのがデメリットになりますね。
それに対してU-NEXTはちょっと料金が高めに設定されているものの、見放題作品が5万本以上と膨大で、漫画・雑誌・書籍などに対応している点も大きな魅力です。
オフライン再生が出来るサービスの中ではU-NEXTが断然オススメです。
なお、「動画配信サービス徹底比較!今おすすめのVODはコレ【無料期間アリ】」ではU-NEXTやdTVをはじめ動画配信サービス選びで失敗しないためのコツから各サービスのメリット・デメリットまでより詳しくお伝えしていますので、ぜひ合わせてご確認ください。
Huluで出来るコトと出来ないコト
続いては、Huluの機能について軽く触れていきますね。
2018年5月現在の対応表は以下の通りになります。
オフライン再生 ダウンロード機能 |
× |
---|---|
早送り機能 | ◎ |
倍速再生 | × |
バックグラウンド再生 | × |
画質変更 | HD画質(1080p)まで対応 |
Huluの動画本数(約4万本以上)に関しては問題ありませんが、やはり動画を視聴する際に不満が出そうな仕様です。
ダウンロード機能・オフライン再生に関してはWiMAXなどで対策出来ますが、もうちょい頑張ってバックグラウンド再生に対応してほしいところです。2018年のアップデートにより10秒早送り機能には対応したので、今後はこの部分に期待ですね。
オフライン再生に対応しない理由と今後の可能性について
なぜHuluがオフライン再生に対応しないのか。これは、あくまでも推測ではあるものの…「Huluは見放題作品数が4万本以上と非常に多い⇒作品の権利者側に支払う金額も多い⇒ダウンロード・オフライン再生に対応すると今以上に必要経費が多くなる」といったことから、まだオフライン再生を実装出来ていないのではないかと。
これまでHuluで大きく変更された項目といえば…
POINT
- 有料会員を一時休止できる「アカウントホールド」が廃止
- 最高画質がHD画質(720p)⇒フルHD画質(1080p)に変更
- 10秒スキップ機能が追加
こんな感じですね。アカウントホールドに関してはまさにリニューアルによって改悪されたといっても過言ではありませんが、それ以降のアップデートによって全体的にユーザビリティは向上しています。
まとめ
それでは今回お伝えした内容を振り返っていきましょう。
- Huluはダウンロード機能・オフライン再生に対応してる?⇒現在のところHuluでは「オフライン再生・ダウンロード機能」は使えない。ストリーミング再生のみ。
- 今後対応する可能性は?⇒可能性としてはゼロではないが、動画本数が非常に多いため資金的に難しいのではないかと推測される。
- 通信制限の対策について⇒「外出時はポケットWiFiを使用」・「各キャリアでデータ通信量の契約を大容量のプランへ変更」・「オフライン再生に対応した動画配信サービスを使う」この中から選択するのが良い。
- オフライン再生に対応しているオススメの動画配信サービス⇒月額料金の安さで見るなら「Amazonプライムビデオ」か「dTV」が良い。ただ、それらは見放題作品が少ないので「U-NEXT」を検討する事をオススメする。
今回は、Huluのオフライン再生・ダウンロード機能の対応についてお伝えしました。上述したように、Huluの場合は、権利関係・資金面の問題からオフライン再生が実装される可能性はちょっと低めですね。
そのため、外出時に動画を楽しむのであれば、ポケットWiFiを契約するかオフライン再生に対応した動画配信サービスを利用するのが良いでしょう。
◇オフライン再生に対応したVODの比較も行いました⇒動画配信サービス徹底比較!今おすすめのVODはコレ【無料期間アリ】
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